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▼ 太陽光発電でエゾシカ撃退
 絶滅の恐れがある高山植物などをエゾシカの食害から守るため、夕張市と上川管内南富良野町にまたがる夕張岳(1668メートル)に電気柵を設ける対策の概要が固まった。太陽光発電を使い、8〜9合目(1400〜1500メートル)にある2カ所の群落をそれぞれ囲ってシカを追い払う。道などが8月中にも設置する。

 道や大学教授らで4月に発足した「エゾシカネットワーク」が設置を検討していた。

 二つの群落は広さ1ヘクタール弱と300平方メートル程度。絶滅危惧(きぐ)種に指定され、6〜7月にピンク色の花が咲くユウバリコザクラやユウバリソウ、タカネエゾムギなどが自生しており、国の天然記念物になっている。

 電気柵は高さ1メートル60〜70センチの支柱を5メートル程度の間隔で設置し、電流を通すステンレス製の5本のワイヤでつなぐ。ソーラーパネルで発電した電気を蓄電し、夜間でもシカがワイヤに触れると電流が流れ、ショックを与える仕組み。

 柵の総延長は2カ所で500メートル余り。資材費用は約80万円で、半額の40万円を国の補助金でまかなう。

 道によると、栃木県日光白根山で高山植物のシラネアオイをニホンジカの食害から守るため電気柵が設置されているが、道内では初の取り組みという。

 道は「1〜2年成果を見守り、効果があれば、高山植物が被害にあっている他地域にも手法や技術を広めたい」(環境生活部)としている。
| 太陽光発電関連情報 | 16:33 | comments(0) | trackbacks(1) |
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